一年ほど前にノベルジャパン大賞の銀賞を獲得し、ウェブ上で序文が公開されるとそのイカレ…もとい、先鋭っぷりに話題沸騰（一部界隈で）した怪作、僕の妹は漢字が読めるです。近未来、文化の主流は二次元と萌えになり総理大臣ですら二次元美少女、漢字は古文…

セブンスドラゴン2020です。前作のセブンスドラゴン（以下、7ドラ）のファンタジー世界からがらりと趣を変えて、現代の東京に舞台を移した作品となります。前作との直接的なストーリーのつながりはありませんが、それを匂わせるキャラクターや台詞もあるので…

この作品が出版されたのは確かちょうど東日本大震災から1年が経った頃で、そのタイミングでこの短篇集が世に出るというのはそれなりの意図があったからだとわかります。それ以前からもよくあるテーマだったのですが、震災以降のSFの視点は素人目に見てもより…

小説と呼んでもいいのかわからないけれど、一応小説カテゴリに分けておこうと思います。オナホ男とは、ねとぽよ第二号に掲載された作品です。現在、無料で読むことができます。 http://www.netpoyo.jp/event/20120504_2 オナホ男についての話の前に、発信す…

ストライクウィッチーズを好む界隈では好評なガールズ＆パンツァー。この時期から1話スタートなんて遅すぎると言われるでしょうが、ネタバレをくらわなければ別に最速でなかろうが、放送期間が終わってから見始めようが問題はないのです。 そこそこのミリタ…

いつの間にやらスワロウテイルシリーズもこれで3作目、なにげに息の長い作品になりました。作者あとがきにもありますが、万人に受け入れられる作品ではなくその万分の一の人々にとって心に残るような作品づくり（プロフィールを見る限り籘真千歳氏の趣味全開…

面白かった！ あれこれ言わずに見て楽しめタイプの作品とは相性の悪い私であった…。

まどか☆マギカのスピンオフ The different storyも今作で完結です。結局、この作品はマミさんが主人公でしたね。 今回もまどかを救えなかったひとつの世界のお話なので、当然すっきり終わるなんてことはないのですが、それにしても釈然としませんでした。TV…

この本を購入したきっかけは、ハヤカワの出版したゼロ年代SF傑作選にて、同じ世界を共有する”地には豊穣”が最も印象に残ったから。地には豊穣では、たとえば脳直結のインターフェースなどSFではおなじみの技術において人類の画一化が起こり各民族の文化が排…

新劇エヴァQ、観てきました。 あれこれ考察を加えるほどエヴァに明るくないので、いつも通りに印象のみをつらつらと書きます。 正直なところ、上映終了後（上映中もだったけど）は「ちょっと何言ってるかよくわからないのですが…」なポルナレフ状態でした。…

みんな大好きなストライクウィッチーズの劇場作品です。 ストライクウィッチーズファンを自称していながら色々と立てこんでいて劇場まで足を運べなかったので、今回の映像ディスクで初見となります。 内容はといえば、女の子のシーンでは4割方は股間から映る…

劇場アニメ作品のねらわれた学園を観てきました。 『ねらわれた学園』 ロングPV - YouTube いくらマイナー劇場とはいえ、公開2日目の休日に観客が6人しかいなかったのはなかなか衝撃でしたね…。 昨今のアニメ作品の映画化ブームはTVシリーズの売上などからあ…

もうやめて！Angel Beats!の二の舞は悲しくなるからやめて！ 最初は、そう思ったんです。 こればっかりは麻枝准さんの作風がアニメ媒体と壊滅的に相性が悪いとしか言いようがないので、どうしようもないのでしょう。 逆に言えば、サウンドノベルの枠内であれ…

乱雑な感想置場ですので、もちろんエロコンテンツについても書いていきます。 もとより、そういうのを気にせず書き散らすのが目的の場所でもあるわけですので。 ちなみに、ﾘｮｳｼﾞｮｸｽｷｰでﾘｮﾅｽｷｰで二次元ドリームノベルズ育ちの僕です。 今回プレイしたのはソフ…

吃音に焦点をあてた重松清さんの私小説風な連作短編作品。 あ、でも、いつもの重松清さん作品のように滔々と語られるそのお話に明確な起承転結があるわけではないので、連作短編ではないか…。 内容としては、ひとりの少年”きよし”が、時に吃音に悩みながら、…

ベルセルクの劇場アニメ作品第一作目。 お恥ずかしながら僕はベルセルクをまったく知らないので、原作との折り合いだとかストーリーの進行具合などはまったくわかりません。 なので、気がついたことだけをいくつか。 劇場公開前のテレビ番組で特集された時に…

POV形式のホラームービー。 ソリッド、クリーチャー、スーパーナチュラルのいずれかと問われれば、この映画はスーパーナチュラルなホラー映画だと言えましょう。アメリカのホラーにしては日本人の好みに合いそうです。 観終わった後には「まぁこんなもんだよ…

劇場版魔法少女まどか☆マギカに併せて連続刊行されるスピンオフ漫画の中巻。 つくづく願いと因果を巡るお話だなぁ、と。相変わらずのマミさんの主人公感。というか、もうこの漫画ではマミさんが主人公でも問題ない気がする。 そして我々は忘れがちなのですが…

ファーストインプレッション：中二病ちゃんかわいい。かわいい。これは僕の嗜好が変化してきただけかもしれませんが、最近のアニメ・ゲームの女の子はむっちりふとももの子が多いですね。 絶対領域主義といいますか、ひざ下までの脚は細くて綺麗なのにふとも…

劇場版公開に合わせて発売された公式スピンオフコミックスの上巻。 おりこやかすみと違って本編の方々の異なった世界を描く物語。 異なったといっても、過去話がたくさんなのでこれは一応アニメ・映画での世界の前日譚という位置づけにもなりますね。 このコ…

劇場公開当初は、J.J.エイブラムスとスピルバーグがタッグを組んだ！やべぇ！というのが売りだったと記憶している作品。 あんまり制作関係の人を知らないのでJ.J.エイブラムスって誰かと思っていたら、LOSTやアルマゲドンの人だったんですね。内容は、ボーイ…

2011年の大ヒットアニメの劇場アニメ化で、今月公開されたのは前編と後編があり、前編が総集編で後編からオリジナルストーリーが展開するのだと思っていましたが全然そんなことはありませんでした。 前編後編ともに、TVアニメ版を手直ししたり新規カットを追…