リトルバスターズ！ 第1話「チーム名は…リトルバスターズだ！」

もうやめて！Angel Beats!の二の舞は悲しくなるからやめて！
最初は、そう思ったんです。

こればっかりは麻枝准さんの作風がアニメ媒体と壊滅的に相性が悪いとしか言いようがないので、どうしようもないのでしょう。
逆に言えば、サウンドノベルの枠内であれば抜群の強さを見せるんが麻枝氏なので、Angel Beats!もゲームが先にありきであのアニメ化であったならあんなことになることはなかったと思うのです。
今回のリトルバスターズ！も原作未プレイの初見の人からはかなり辛辣な評価を受けているようですね。開幕第一話からモノボケバトルだのミッションだの名言だの称号だのを始められたら、なにやってんだこいつら状態にもなるってものでしょう。
それでも原作既プレイの人々の間では上々の評価を受けているのは、Angel Beats!のような得体の知れない序盤のグダグダ感を排除して要所要所を的確に押さえてサクサクと進めているから、ということらしいです。確かに序盤でスタート目的をはっきりとさせ、メインヒロインその2との邂逅で次話への引きというのは、かなりわくわくさせる作りになっています。
まだ第一話のみのファーストインプレッションですが、この調子でうまいことやっていけば初見さんは逃すとしても原作ファンのハートをガッチリ掴むことができるでしょう。
ちなみに僕は原作プレイ済みです。というより、ぬるい鍵信者です。だけどRewriteやってないので、どちらかというと麻枝准信者かもしれません。

声優変更などのゴタゴタは正直あまりよくわからないので、世界観を壊さないようであれば僕は気にしないと思われます。