リヴォルバーガール☆ハンマーレディ

乱雑な感想置場ですので、もちろんエロコンテンツについても書いていきます。
もとより、そういうのを気にせず書き散らすのが目的の場所でもあるわけですので。
ちなみに、リョウジョクスキーでリョナスキーで二次元ドリームノベルズ育ちの僕です。


今回プレイしたのはソフトハウスメーカーのKAIから発売されたリヴォルバーガール☆ハンマーレディ(以下リヴォ☆ハン)です。
実はこのメーカーさんを知ったのはツイッターである界隈の人が推していたからで、せっかくの新作発売だったので試しに手をだしてみた次第です。
フルプライスの抜きゲーは年に1作ほどしか買わない少数精鋭主義の僕にとっては大きな決断といえましょう。
僕にそんな決断を下させたこのメーカーの作品のスペシャルなところは、なんといってもかわいい萌え絵なのにかなりきつめの陵辱というところでしょう。
BなサイクやBなリリスやTなベルなどのエロ絵とはかなり系統の違う、何も知らなければ間違いなくいちゃラブゲーと思ってしまうような萌え絵っぷりです。それなのに体内貫通してひぎぃどころではない責め苦に遭っちゃうのです。ソフトハウスとしてはとんでもなく新機軸なのです。


まずはシナリオ。
まぁぶっちゃけ抜きゲーにシナリオなんていらんのです。
…なんて言うと思うてか!そんなわけあるか!そんなわけあるか!どんな媒体でもシナリオは大切なの!特にエロは行為に至る時の熱中度が段違いなの!
とはいえ、お話自体にこれといった不満はありませんでした。
確かに詰めの甘い部分やもっと活かせたはずの設定(後述)もあったにはあったのですが、作品内の世界に没入するのは必要にして十分なシナリオであったと思います。
世界観がFallout3っぽい(主人公たちが根城にする街の背景は最初メガトンかと思った。マジで)ので、そちら方面の世界に興味があればなおスムーズに馴染めるかと。


そしてグラフィック、これは期待以上でしたね。
全体的にかなり綺麗に仕上がっています。
しかし、さきほどは萌え絵なのにハードな陵辱が〜と言いましたが、グラフィック上でかなりキツめの描写というものはあまりありませんでした。人によってはそれがマイナスになるのかもしれませんが、エロは想像力で堪能するべし、イラストは一種のブースターとして使用すべしの精神を是とする僕にとってはマイナスにはなり得ません。
強いて言うならば、レイプ目と蕩け顔(イキ顔)がもう少しパワーアップしてくださると嬉しいですね。
え?立ち絵と背景のバリエーションが少ない?そんなこと言うのは野暮ですよ、野暮。


最後にエロシーン。
リョウジョクスキーの僕にとって、和姦の完全排除はとても喜ばしく、さらに体内貫通から苗床まである程度のハードシチュを押さえているのはさすがでした。いくつかのエロシーンでは、ハードかソフトを選択でき、ソフトでは快楽責め、ハードでは苦痛責めとなっているのも十分に配慮が行き届いていて素晴らしいですね。
しかしながら、唯一にして最大の心残りもこのエロシーンにはありました。
序盤でキリコさんの息子の設定を知った時、僕の脳内に期待が駆け巡りました。
息子を人質にしたエロシーン!目覚めた息子の前で痴態を晒すエロシーン!洗脳された息子に犯されるエロシーン!あわよくばロリ…じゃなくて元人妻だけど貧乳からの噴乳とかあったりして!
そう、そんなシチュエーションを、期待したんだ…。
だけど、息子の設定はほとんど活かされることなく終わってしまいました。もちろん、シナリオにはそれなりに活かされているのですが、エロシーンにはまったく関わって来ませんでした。
エロとは肉体的なものだけではなくて、精神的に犯すというのも大切だと思うのです。もっと、シナリオや世界観のあらゆる設定を貪欲にエロシーンに活かして欲しかったです。他が良かっただけに、これだけが心残りで仕方が無いのです。
自分の能力を逆手にとられたエロシーンなども可能ならば欲しかったのですが、それが設定に矛盾するならしょうがありません。


以上が簡単ながら感想となります。
それにしてもプレイ完了まで約一ヶ月、非常にお世話になりました。過去作も手を出してみようかな?
リョウジョクスキーな方でいつもと一味違うエロゲーを探しているのなら、是非ともオススメします。