ビビッドレッド・オペレーション 第1話 「ファーストオペレーション」

我々ストライクウィッチーズ大好き界隈では今期最大の期待作のビビッドレッド・オペレーションです。期待値込みでの視聴なのでかなりバイアスかかってますけれども、あしからず。


時は超近未来!人類は新たなるブレイクスルー、『示現エンジン』によってエネルギー問題を克服した!人々は平和を謳歌しているかに見えた!しかし、すでに破壊の影は足元まで忍び寄っていた!一色あかねを始めとする少女達は人類を、そして愛する世界を守れるのか!今、戦いが始まる!
こんな感じのアレなんですが、まぁここらへんでアレですよね。少女だけが戦う力を持ってるとか、そこらへんはご愛嬌です。しょうがないのです。しょうがないし、それで十分なんです。はい。


何よりもまず、お金かかってるなぁという印象を受けました。たぶん予算はたくさんついているのでしょう、素人目でも並のアニメより作画が抜きん出てるのがわかります。キャラクターの表情がころころ変わって、しかもかわいい。動作もかわいい。つまり、全体的にかわいい。かわいいは正義。以上、Q.E.D。空き缶をゴミ箱にシュウゥゥゥ!する時の投球フォームの美しさとか、「卵1パック十円!」のところとか。すごい。
あと、ところどころの小物でもグッと来る。妹のももちゃんの財布がマジックテープ式なところに貧乏のリアル感があるし、あかねちゃんの携帯がえっらく無骨でメカメカしいあたりにも胸キュンだし。しゅごい。
変身シーンもすごい。健全なエロさと機械のかっこ良さとかがすごい。ほんのり思ってたのですが、変身後の衣装ってどことなくアイドルっぽいですよね。なんとなく。


かわいいのはもちろんとしても、主人公のあかねちゃんの王道っぷりは見ていて清々しいですね。
『お年寄り達は、今はとってもいい時代だって言います。私も、きっとそうなんだと思います。だから私は、今が大好きです。この島やみんなが、大好きです!』
時代を愛し、街を愛し、人々を愛していないと、守るために戦うなんて笑い話になってしまいますものね。世界が大好きという心は、なによりも大事だと思います。などとこじつけつつ、僕がこういう主人公が大好きなだけなんですけれど。大好きだから、その作品も好きになるねん。


それはそれとして、相変わらず無力な通常戦力メンズは見ていて悲しいものがありますね…。為す術もなく戦闘機8機が撃墜、軍艦も2隻が轟沈。なにもできてねぇ…。一応女性隊員の駆る戦闘機があおいちゃんの乗る航空機の盾にはなりましたが、しょうがないとはいえこの手の作品ではいつも悲しくなります。ストライクウィッチーズでは足を引っ張る以外の何者でもなかった無能通常戦力メンズでしたので、個人的なお願いとして今回は是非とも見せ場を作ってほしいです。


開幕早々のケツ日の出から始まり、隙あらばケツもしくは股間からのパンで始まる画作りにギョッとしてしまった人も多かろうと思いますが、こればっかりは慣れていくしかないです。これが良さなんです。そのうち気恥ずかしいこの股間アップが、次第になくてはならない必須ビタミンになること間違い無しです。
というわけで、期待の新作ビビッドレッド・オペレーション、かなり好印象でのスタートでした。次回、第2話「かさなり合う瞬間」、あれ…2話…少女…合体…人類の敵…ウッ、頭が…。