艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 水雷戦隊クロニクル 第1巻

漫画の感想ってめっちゃ久しぶりに書く気がする。
なんだかんだで艦これ関連書籍は(おそらく)TRPGとムック以外すべて網羅してしまっている角川の養分こと私ですが、本作はこれだけ買っとけば問題ない艦これ書籍の一角のひとつでした。残りのこれ買っとけば問題ないのは公式4コマ吹雪頑張りますといつか静かな海でと鶴翼の絆。


メインは第六駆逐隊の4人に天龍と龍田さんが加わった6人、たまによその駆逐隊の面々も出てくる、てな具合で。それでも本体は何かと言ってしまえば電ちゃんですわな。元々が優しく敵でも助けたいという精神の持ち主なので、物語を作る上では非常にやりやすいのでしょう。
そういう優しさがイライラするという方もいるかもしれませんが、私はやっぱり誰かに優しくすることは素敵なことだと思うしそういう人が好きなので。戦う者がいかにして勝つかどうやって戦うかだけを考えるのは戦士として優秀な証拠で正しいのかもしれないけれど、剣を握る者がそんなのばかりというのも悲しくないですか。弱いけれど優しくて、戦う理由と倒す相手のことも考え、悩み、問い続けるような戦士が僕は好きなんですよ。そういえばまどかも好きだしな…。そんな電を支える第六駆逐隊のみんなと、電の甘ったるい考えも肯定しながらも戦場を教えてゆくイケメン天龍ちゃん。いやぁ、いいものですね。(すごいなんとなくだけど作者さんは女性だと思う)


お話本編には関係ないけど、過剰なパンツサービスはそんなに必要ではないと思いました。


なんかこれ書いてたら電ちゃんが好きなやつみたいになってるけど艦これで一番すきな娘は雷ちゃんです。