紫色のクオリア

これも読み終わってからこれを書くまで日が開いてしまって非常に後悔しているやつ。SFで百合なライトノベル。時間移動・並行世界モノの秀作と読んで間違いない出来。でもそれだけじゃない、ヒロインの持つクオリアの特性も面白いアイデアで素晴らしかった。
この作品を手に取ることになったのは発売当初のシュタインズ・ゲートをプレイした後にamazonでオススメ商品として出てきたからで、それから各所で賞賛されているのを見ていつかの楽しみにととっておいて4年近くが経ってしまったわけで。でもそれだけ熟成させた価値はありました。
サスペンス的な、なにかとんでもない大どんでん返しを期待していると肩透かしを食らう可能性はありますが、食べごたえのある作品でした。おで、単巻完結するSFライトノベル、すきー。